何でGoogle持ち株会社のAlphabetとかバフェット氏のバークシャーはティッカーが2種類あるのか

Googleの持ち株会社であるAlphabetはNASDAQに2つ上場してます。

ティッカーもGOOGLとGOOGとなっています。

 

私はGOOGL株保有者には議決権があり、GOOG保有者には議決権が無いという違いのようです。

既存株主の意志が経営に反映されなくなるのを防ぐ為にこうしているようです。

 

GOOGLはAlphabet INC-A アルファベットクラスAとなってます。

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GOOGはAlphabet INC-C アルファベットクラスCとなってます。

 

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当然と言いますか、議決権があるGOOGLの方が株価が高いですね。

 

バフェット氏で有名なバークシャー・ハサウェイもNYSEにBRK.AとBRK.Bの2つ上場してますね。B種株式の発行価格はA種株式の1500分の1であり、B種株式はA種株式の議決権の10000分の1の議決権が与えられています。

Cクラスは議決権がありませんが、Bクラスは議決権があるんですね。

日本で買えるのはBRK.Bの方ですね。

 

私は個人投資家が大企業に与える影響なんてほとんど無いと思いますので、別に議決権は無くてもいいと思います。

 

BRK.A

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メチャクチャ株価高いですね。

仮に取引できたとしても一般人に手が出せるような株価では無いですね。

一株、270,200ドルです。現在1ドル=110円ですので2972万円もします。

 

BRK.B

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決して安くは無いですが、クラスA株を見た後だと庶民的な価格でホッとしますね。

 

ロイヤル・ダッチ・シェルもRDSAとRDSBで分かれてますね。

これはRDSAはオランダ株扱いでRDSBはイギリス株扱いという違いがあり、オランダ株の方は配当に15%の現地課税があり、イギリス株の方は現地課税が無いです。 

 

Googleとバークシャーは配当を出してませんから投資する予定は無いのですが、ロイヤル・ダッチ・シェルは高配当株ですので、投資対象になるかも知れません。

2つに分かれている株は結構ありますが、どんな違いがあるかは知った上で投資しなければいけませんね。

 

 

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