PMPを取得した

大学院の講座で受験資格を得たのでPMPを取得した。外部の講座だとまあまあの金額がかかるところ、資料代の2万くらいだけだったので受けてみた。

PMPはプロジェクトマネジメントプロフェッショナルの略でアメリカのPMIという団体が提供している資格である。

今後の僕のキャリアを考えても転職したいと思ってる会社や職種の募集要項でPMPの知識について記載があり、無駄ではないと考えている。

 

講座受講から資格取得までの期間:2ヶ月

勉強時間の目安:200時間

実際の勉強時間:100時間弱

 

朝起きてから通勤までの1時間弱

通勤電車での勉強1時間

帰ってからの勉強1時間

 

使った書籍:PMBOK第6版・PMPの虎の巻・講座で使られた資料・アジャイル実務ガイド

書籍は高いけど、虎の巻以外は講座の代金に入っていた。PMBOKは第7版が出ているけど勉強ではほとんど使用しなかった。

 

勉強方法:模擬試験の問題をひたすら解く間違えた部分をPMBOKで確認する。

 

※ここで覚えておいて欲しいのはPMBOKを頭から読んで内容を覚えようとしないということだ。

PMBOKはめちゃくちゃ分厚いし内容も英語を日本語に訳しているため分かりづらい。

あくまでも間違えたところを確認する際辞書的に使用する。

6割取れば受かる試験なので完璧を求めない。目的はプロジェクトマネジメントの理解では無く、資格の取得である。

 

僕にとって最も高ったハードルは試験そのものよりも受験の準備だった。

英語でこれまで経験したプロジェクトマネジメント経験を書かなくてはならない。

自分で適当に書いて提出したところAudit(監査)に選ばれた。

Auditに選べると大学の卒業証明書と講座受講証明書と職務経歴書に上司のサインが必要になる。

これに関してネットでやり方を調べてもほとんどまともな情報が無かったので苦労した。

 

紙で印刷した書類を国際郵便で郵送が必要になると書いてあるものもあったが、仕組みが変わったのかネットで提出して完了だった。

 

Auditに落ちることはほとんどないと書かれているブログもあるが、僕は普通に落ちた。

 

ブログで自分が提出した職務経歴書を載せている人もいるけどAnditに選ばれていなかった人のものであるとそれが正しいものか判断することは難しいのでそれをテンプレで使用するのは危険である。

ネットの翻訳サービスだと間違えている時もあるので英語が出来る人に見てもらうことをオススメする。僕は妻に見てもらった。

AuditのReferenceに上司のメールアドレスを記載するとPMIから上司宛にメールがいくのでAuditに選ばれたら事前にメールが来ると言っておくのが無難である。