昨日私のような低収入で貯金も無いような雑魚と資産運用について話す時が来たらどうするかについて書きました。
その後2回目に飲みに行く機会があったとして、彼は変わることが出来ているのでしょうか。
多分何も変わっていないと思います。
「証券口座は楽天かSBIかどっちがいいか迷っていたんですが、ネットで調べても甲乙つけ難くて途中で面倒になって気付いたらキャバクラに居て終電を逃してネットカフェで寝てました。」となります。それが我々のような雑魚の取るべき正しい行動です。
或いは「支出を削るには格安SIMに替えたらいいってネットで見たんですけど、mineoかUQモバイルどっちがいいかよく分からなくて、面倒になって気付いたらキャバクラに居て終電を」となります。予想通りです。
人から何か言われてそれを即座に実行出来るくらいであれば、多分貯金も投資も既に始めてます。20数年生きてれば貯金の必要性なんて知る機会いくらでもあるからです。
何で面倒になのかというと、兎に角選択肢がありすぎてよく分からないのです。
証券口座も「証券口座 オススメ」とかで検索するとメッチャ広告とか口コミが出て来てどれがいいのか分かりません。携帯も同様です。
じゃあどうすればいいのかというと下記になります。
目標を細かいタスクに分ける
投資を始めるとか何かぼんやりした感じでは無く、証券口座の開設手続き書類の取り寄せとか最寄りのヤマダ電機に行くとか具体的な作業レベルにする。
そして100点を目指さなくていいというのも大事である。
例えばSBIか楽天かなんて使ってみないと分からないことのが多いので、どっちでもいい。五十音順で決めてもいい。どっちにしても投資が始められる。不便だったらもう1個口座を開設すればいい。口座が1つで無ければいけないルールなんて無い。
mineoかUQモバイルかもどっちがベストかなんてどうでもいい。どっちを選んでも携帯代は下がる。最寄りのヤマダ電機にある格安SIMにすればいい。
すぐに出来るものと出来ないものに分けすぐ出来るものから片付ける
口座の開設手続きは書類が届いてからで無いと出来ない。
一方SIMを替えるのは仕事帰りでも出来る。敢えて土日とかに予定を組んでやることでも無い。
後は目の前のタスクをこなし続ければいいというとになります。
ただ1日に何個もやるべきことを設定すると、達成出来ず面倒になります。
あと家計の見直しとかで家計簿を途中で投げ出してしまったりすることはよくありますが、あれもいきなりアプリとかダウンロードしてレシートをどうのこうのやったりするから挫折します。アプリを使いこなし、家計簿をキッチリ書けるようなら貯金なんてとっくに出来てます。あれは上級者用の存在です。
固定費がいくらか確認する、まずはそれだけでいい
物事はシンプルに考えるべきで、「固定費かそうでないか」まずはそれだけ。
固定費は毎月一定で引かれるので通帳なりクレジットの明細なり確認すればすぐに分かる。そこから削れそうな所を削る。(引っ越しなり、保険の見直しなり、携帯なり)
貯金と投資の積立額を決める
貯金1万+投資1万で計2万としたら、それ以外は好きに使えばいい。
食費が幾らだの何だのはザックリでいい。
一度積立てたら下ろさないと覚悟して、残りで何とか生活するしかない。
その内ペースもつかめてくる。
毎日家計簿を付けなくても、月末に積立てた金額が手つかずであれば節約は成功である。
ゆるい習慣ときつ過ぎない程度の制約を設ける
例えば1日1回財布を整理する、ATMで手数料は払わないとする。財布の中身を把握してれば今日はATM行かなければ行けないと分かる。そうするとどこに買い物行くかも自然と決まって来る。一定のパターンのある生活が生まれる。
そうなると食費とかの変動費の管理もしやすくなる。
あと1か月分の生活費をまとめて下ろして封筒で分けるという方法は割とポピュラーであるが、我々のようなある分は使うというのが習慣化している人間には向かない。
それよりクレジットカードもキャッシュカードも必要以上の現金も持ち歩かない。
必要であればその都度必要な額を下ろすとした方がいい。既に積立てる分のお金は別口座にあるはずなのでそれに手を付けなければいい。
ブログとかを読んでやる気が出ても一時的で次の週にはやる気がなくなってるのはよくあることで、気力で何とかしようとするのでは無く仕組みを作って出来る限りルーチンでこなすという考える必要を無くす努力も必要です。考えると人はやらなくていい理由を作り始めます。出来る限り気力とか努力とかに頼らない風にしていく工夫をすべきです。