貯金が出来ない人間について

 

今でこそ僅かばかりの貯金が出来るようになってはきましたが、2016年末頃までほとんど貯金が出来ませんでした。

 

同じ家庭で生まれ育ってきても金銭感覚が同じとは限らないようです。

なぜなら私の兄は割と貯金していたようで、25,6で結婚した時点で何百万か貯金があったと言っていました。

私の友人でも兄弟で片方は貯金があるが、片方は無いというのを見かけました。

 

共通しているのは貯金出来ている方は大学時代下宿していたという事なんですが、下宿してる人間が皆貯金が出来ているのかというと私の周りの人間では結構当てはまります。

 

ゲームとか漫画とか子供時代欲しいモノを買ってもらえなかったという影響があるのだと思っています。

高校までは時間が拘束されており、バイトとかも自由に出来ないので使えるお金は限られているので物欲的に抑圧された状態が続きます。

それが大学になると自由な時間もあるしバイトもやろうと思えばいくらでも出来ます。

それで欲しいモノが結構買えてしまうし、パチンコ等のギャンブルも覚えだします。

 

実家に住んでいると仮にパチンコで手持ちの金が無くなっても何とかなります。

税金の支払いとか生活費とか考える必要も無いので、バイトの給料も自由に使えます。

 

一方下宿していると親の援助がある程度あるとしても家計の管理は自分で何とかしないといけないのでその分金銭感覚は磨かれるんだと思います。

 

自由に給料を使えるという金銭感覚のまま社会人になると更に給料も増えるし、クレジットカードの登録とかも容易になるので使ってしまうようになります。

 

私みたいな大学時代実家暮らしで貯金出来ていない人に共通するのは、子供時代に欲しいモノを我慢してきつつも決定的にお金に困ったという経験も無いので、貯金が無くても何とかなってきたしまだ年齢も若い部類に入るので健康的な不安とかも無くこれからもどうにかなると思っている節があります。

お金についての危機感が薄いのです。

 

私の場合仕事面で上手く行かなかったということもあり、その不安から将来に備え出したというのが元々貯金を始めた経緯です。

 

最近では親とお金についての話や将来についての話をする機会も増えました。

あと2年で父も定年を迎えます。親はいつまでも元気だと思ってしまいがちですが、確実に老いていきます。

 

母から聞きましたがバブル崩壊後、父は残業が0でボーナスカットになった時期があり掛け持ちでバイトをしていた時期があったそうです。

親世代は金について話すことを恥というか後ろめたさ的なものを感じる場合が多いのであまり話して来なかったんだと思います。

そんな話を思春期にされていたら自分の親を情けなく思ったかも知れませんが、大学生ぐらいであれば感謝の気持ちを持つことでしょうし、いつまでも親に頼れないと思うかも知れません。

 

もし大学生で実家暮らしであれば親とお金のことや将来のことについて話してみるのも金銭感覚を身に着ける上では良いのかも知れません。

 

 

 

 

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