結婚を投資に例えると父の銘柄選びは正解だったのかも知れない

 

私の両親は特に人に誇れる程の人間では無いのですが、特に高収入でも無いのに住宅ローンを早くに返し、子供二人(私と兄)を私立大学にやり(その上私は浪人時代予備校に通っていた)、特に大病も患わず借金も無い事は称賛に値しますし感謝もしてます。

 

父は母と結婚するまでまともな貯金が無く九州から出て来て家も土地も持っていなかったことを思えば、父は銘柄選択に成功したと言えるのでは無いでしょうか。

 

母はどうも幼少期に家が貧しかったということが苦だったようで、高校を卒業し働き出してからファッションとかに金を使わず貯金に励んでいたようです。

私が生まれて小学校に入るぐらいで住宅ローンをほとんど返し終わっていたようです。

当時はバブル弾けるか弾けないかぐらいの時でしたが、職場の同僚が高校や大学に進学をする子供の学費の支払いが大変だと言う話を聞いていたようでバブルにも浮かれずローンに向けていた分を学費の為の貯蓄に向けたようです。

 

当時株の配当を当てにして海外旅行に行ったり、大学の学費も配当をあてにしていた人が職場にもいたようですがその人はバブルが弾けた後かなり苦労していたようです。

 

母はその同僚を見ていたので投資には一切手を出さず貯蓄に励んでいました。

 

言ってみれば低収益なキャッシュリッチ企業と言ったようなモノではないでしょうか。

更に祖父から土地と(額は聞いてませんが)それなりの現金か何かの資産を相続しました。

 

低収益ながらもキャッシュリッチかつ隠し資産を持っている母を選んだ父は結婚という投資に成功したと言えると私は思います。(結婚しなかったら私存在しないし)

 

とは言え父は金銭感覚に乏しく、単にスキー場での合コン的なもので出会った女性(母)と何となく結婚しただけのようなので、結婚と言うギャンブルに勝ったというだけなのかも知れません。

 

 

 

 

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