生活防衛費は病気や失業などのもしもの場合に備えて準備しておくべき資金のことです。
これが無かったら、投資しても切り崩さないといけなくなります。
長期投資では株を保有し続けて複利の力で利益の最大化を目指すわけで、何かある度に売却していたら複利の効果を得られません。
いくら必要なのかは人によって違います。
ライフスタイルによって必要な資金が変わるからです。
結婚しているか独身か、子供がいるかいないかによっても大きく変わります。
本やブログを見ても人によってまちまちです。
私の場合生活防衛費のことをそれ程考えて投資を始めた訳ではありませんでした。
独身で家賃も安く生活費も安いので、生活費もそんなに高く無いからです。
また実家もそれなりに近くにあるので、失業したら実家に帰れないこともないと考えています。
ただ最低でも失業保険が支給されるまでの期間3カ月を耐えられるだけの資金は必要です。これが月収の手取りの3か月分なのか生活費の3か月分なのかは考え方はそれぞれです。
私は手取りの3か月分は用意したいです。
それで十分だとは思いませんが、生活費や手取りの2年分とか言ってたらいつまでも投資出来ないので、並行して貯めて行けばいいと考えています。
もう手取りの3か月分は貯まっているので、半年分の手取り分位を確保をしていきたいと思います。
半年分貯めればあとは投資に回せるかと言えばそうでもないのが難しい所です。
年齢によっても現金の比率は変わってくるのです。
私がまだ社会人なりたての20代前半ならそこまで現金はなくてもいいですが、もうすぐ３０の私はそうもいきません。
私の場合結婚してないですが、一生結婚をしないと決めているわけでもないので、仮に結婚したらということも念頭におかなければいけません。
例えば良い感じの女性がいたとして、全額株にぶっこんでますと言ったらどうでしょうか。こいつはヤバい奴なんじゃないかと思われそうです。
このように資産運用は、個人の置かれている状況やその人の持つ属性によってもかなり変わってきてしまうのです。
ただそれが難しい所でもあり、面白い所なのかも知れません。
いずれにせよ自分がもしもの時にも腰を据えて投資出来るだけの資金は用意した上で投資をしていきたいですね。
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