昨日仕事中に考えていたのですが、今後何年後か何十年後か分かりませんが大抵の仕事はAIに取って代わられることになります。その際何の仕事が生き残るのか考えるのはナンセンスじゃないかという結論に達しました。
そもそも現時点で将棋の名人にすら勝てるAIがある以上将来的にはほとんどの仕事は取って代わられます。そして私が取って代わられない仕事に就ける可能性より就けない可能性の方が高いです。
多分水商売以外の労働はAIによって代替可能です。
資格の勉強やスキルの習得でどうにかなることでもありません。
普通の人が勉強して取れる資格やスキルはAIが一瞬で習得可能な知識だと思います。
クリエイティブな職業例えば漫画家だったとてどうなるか分かりません。
鳥山明・尾田栄一郎・富樫義博とか全員天才ですが、単価がメッチャ高いです。
そして最近の有名漫画家は頻繁に休みます。昔はそこまで休んでなかったのですが、最近はワンピースも隔週で連載じゃないかってぐらい休みます。ハンターハンターはもうジャンプスクエアで書いとけばいいレベルでしか連載してません。
それが許されるのは彼らの才能が他の人では代替が不可能だからで、もし可能になればわざわざ高い金払って漫画を書いてもらう必要は無くなります。
だったら漫画に特化したAI開発しようとならないとは限らないし、別に漫画読む人は話が面白ければいいので、面白い漫画が書けるAIが開発されれば、休みまくってる漫画家は一瞬で淘汰されます。
じゃあどうすればいいのかというと、労働者が淘汰淘汰されて一体誰が得するのかということを考えるべきです。
得する人は、消費者と会社の経営者と資本家ぐらいです。
消費者が得するのは、高い人件費を払うより生産性の高いAIを使った方が少ないコストで製品が提供出来るからです。例えば労働者を守る為に今まで150円だったコーラを1500円にしますと言ったところで、良かったこれでコーラ作っている人の生活が助かると喜ぶ消費者はいないでしょう。
ただ消費者の大半は労働者でもあるので、消費者のままでは結局仕事が無くなって困ります。
かと言って会社の経営者になれるかと言えばなれない可能性のが高いです。
対して資本家は株を買えばいいだけなので、簡単になれます。どんな馬鹿でも株さえ買えば配当をもらえます。保有する株を増やせばいずれ配当だけで生活出来るようにもなるでしょう。会社の経営者になるのは自分の意志でどうこう出来るものでもないですが、株主になるのは自分の意志で可能です。
となると凡人が目指せる生き残りの道はAIによって代替不可能な仕事を探す事では無く、AIが全盛期になるまでに資産家になるということではないでしょうか。
つまりどんな仕事なら生き残れるか考えるというよりどうすれば仕事をせずに生きて行けるかを考えるべきです。
具体的に今私に出来ることは資産を作る為に労働に励むということになります。