米国は先進国の中でも右肩上がりで成長してきた国で人口も増加しているので今後とも成長を期待できる米国をメインに投資するのは良いのですが、それだけでいいのかと言うとそれも何か微妙な気がします。
全世界の投資出来るインデックスではVTがありますが、既にVOOを持っているし個別銘柄でも米国株を持っているので米国株が半分以上含まれているVTを更に持つのも意味が無い気がします。
米国を除く先進国に投資出来るインデックスはどうかと考えてみました。
構成銘柄は3870銘柄です。
利回りは2.49%でした。
経費率は0.07とかなり低いです。
株価を見ると最高値は更新出来ておらず、横這いがずっと続いて最近少し上向いてきている感じです。
設定来のリターンは多分リーマンでガッツリいかれてるので、あんまりよく無いです。
これを見る限り、経済的な危機に弱く、そんなに成長もしてないみたいです。
似たような銘柄でバンガードFTSEオールワールドETF(VEU)があります。
アメリカを除く先進国と新興国に投資出来るETFです。
経費率は0.11%と多少高いです。(それでも投資信託とかに比べれば安いですが)
構成銘柄は2688銘柄とVEAに比べれば結構少ないですが、国は分散出来ているみたいです。
利回りは2.53%とVEAより少し高いです。
一般に高配当と言えば3%が基準になりますが、私は2.5%もあれば十分許容できます。
VOOが2%以下なのでそれよりは高いのでその意味では良しです。
株価を見る限りVEAとあんまり変わらない値動きです。
新興国を入れるのは成長を見込んでのことだと思いますが、全然株価に反映してません。
多分、これ日本の比率がメッチャ高いのも理由であると思います。
日本のETFの国別構成比率に占める割合はVEAは21.1%、VEUも17%もあります。
日本は長らく低迷してましたからその影響もあるでしょうし、新興国の時価総額がカス過ぎてベンチマークにあんまり影響力が無いのかも知れません。
国を分散するという意味では魅力がありますが、微妙です。
経費率も全然許容範囲ですが、持ち続けてキャピタル的な成長が見込めなければ投資対象としては考えられないというのが今の率直な感想です。
もう少し成長しているのかと思ったのですが、世界の経済成長をけん引しているのはやっぱりアメリカということでしょうか。
今の所バンガードしか見てませんが、今後ともいい商品がないかは検討していきたいと思います。