政子を探せ

1192年、この年に何があったのか知らない日本人はいないだろう。諸説あれど鎌倉幕府が成立したと言われる年である。

 

源頼朝が平家を打倒し、鎌倉に作った政権である。源頼朝は父の義朝が平清盛に破れたことでぶっ殺されるところ平清盛の継母が殺すの可哀想と急にファビョりはじめたことで伊豆に流された。

 

本来日の目を見ることは無かった人間であるが、伊豆を仕切る豪族北条時政の娘北条政子を得たことで挙兵することができた。

 

源頼朝源義経をぶっ殺した業を背負ってるのであんまり人気は無いが、我々は頼朝に大いに学ぶべきである。つまり自分にとっての政子を探せということだ。

 

男は自分よりもパワーを持つ女子を好まない。自分で養える範囲の女子を探す。そして自分の親世代よりも幾分か貧しくなっていく。

 

女を養っているというしょうもない自尊心を満たしたくて仕方ないのであればそれでいいのかも知れない。ただ考えてもらいたい。源頼朝だけで無く、豊臣秀吉もねねを得たことで世に出たのである。パワーある女子を得ることは天下を取ることに必須なのである。

 

では具体的に自分よりもパワーのある女子を娶るにはどうしたら良いのか、それには以下の2つある。1.教養、2.筋肉である。1.教養については頼朝は源氏の名門、そして熱田神宮の大宮司藤原季範の娘を母に持つ。文化的素養、歌にも通じていた。そして読書や瞑想の習慣を持っていた。このことは野蛮な坂東の地にあって教養のある女子である政子を魅了するに十分な魅力だったことだろう。我々も教養を磨かねばならない。本を読み、常に学ぼう。今の世の中学び直しが叫ばれているが大多数の男達はそんなに学んでいない。少し学ぶだけで他の男達と差をつけることができる。

2.筋肉である。頼朝は当然武家の棟梁に恥ずかしくない騎射の技術を持っていた。ただの本が好きなだけのおぼっちゃんではない。筋肉があるだけの人間も教養があるだけの人間も結構いるがその両方を備えた人間はそんなにいない。現代のホワイトカラーサラリーマンはほとんど腹がブヨブヨで不摂生が災いし肌も汚い。これではいけない。

 

文武両面を鍛え、自分にとっての政子を探そう。そして一族を繁栄させるのである。