つみたてNISAの投信選別基準に違和感は無い

下記の記事でつみたてNISAのアクティブファンドの選別基準が厳し過ぎやしないかと書かれています。

www.nikkei.com

 

 

 

 

「インデックス投信の長期積み立てが、唯一絶対の投資手法だと誤解されないか」「高齢者に長期投資はそぐわないし、投資家のニーズはそれぞれ違うはず」。運用業界には、こんな声が少なからずある。

 銘柄を選別しないインデックス投信ばかりになれば、上場企業に対する市場の規律付けの機能は弱まる。そもそも投資の大原則は自己責任なのに、行政が商品選びにまで細かく立ち入っていいのかという疑問もある。違和感の根は深いようにみえる。

 

唯一絶対ではないにしてもアクティブファンドの8割が負けるというデータもあるし、長期で持とうとすれば最適解となり得るのはインデックスファンドであるのは明白です。

高齢者に長期投資はそぐはないとありますが、だったら別につみたてNISAを使う必要も無い気がします。NISAと違って運用期間の長いということがつみたてNISAのメリットですので。

 

そもそも手数料をボッタくるクソみたいなアクティブファンドが多すぎるのが問題なので、行政に文句を言う前にまともなファンドを増やすべきです。

 

 

私は個別株での投資にNISAを使ってるのでつみたてNISAは利用する気はありませんが、行政が選別基準を厳しくしたことに関しては全く違和感を感じません。厳し過ぎだとも思いませんが。

つみたてNISAの開始に合わせて信託報酬を下げている投信もあるみたいなので、投資家にとっては悪い話では無いと思います。

私が違和感があるとすれば、NISAがあるのにつみたてNISAを新設することに対してであって投信の選別基準に対してではありません。

 

 

※ちなみにアクティブファンドについての選別基準は下記になります。

 

①運用期間5年以上

②運用期間(決算期ベース)の3分の2以上で資金流入

③純資産残高50億円以上

④販売手数料が無料(上限が0%)

⑤信託報酬上限

・国内資産のみに投資=1%

・海外資産を組入れ=1.5%

 

 

 

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