マンガーの投資術を読み返す

2017年の9月に初版が発行された本ですね。

米国株界隈でよく書評ブログが書かれていたような気がします。

 

改めて読み返していて思った事をつらつらと書いていきます。

 

まず、家系に恵まれています。

マンガーの父はオマハ有数の企業弁護士で、顧客名簿には州のエリート実業家が名を連ねていたようです。

イントロダクションのこの時点で既に凡人を置いてけぼりにしています。

ジャンプ漫画は家系で強さが決まるとされていますが、これは投資家にも言えるのかもしれません。

そしてハーバード大学ロースクールに出願して学士号を持ってないことで不合格になるも家族の知り合いのハーバードロースクールの元学部長の口添えで入学を許可されます。圧倒的パワーです。

その時に有力者と友達になってる事の重要性を知ったとあります。

現代の日本であれば、というかアメリカでも結構非難を浴びそうですが、有力者と友達になってる事の重要性には僕も同意です。

普通に考えて、何の社会的なパワーも持ってない人と友達になった所で上記の場面では何の手助けもないばかりか、下手すると足を引っ張られる可能性すらあります。

 

そしてイントロダクションの時点で既に億り人になっています。

常人であればこの時点で物語は終わってる所ですが、マンガーの場合こっからが長いです。

何ならこっからがスタートみたいなもののようです。

 

バフェットとは地元のカントリークラブで友人に引き合わされて出会ったみたいです。

 

この本を読んでいて思ったのは周りの環境って大事だなと言う事です。

家族を含め友人知人がエスタブリッシュメントで、実業家等に囲まれていたら自分も勉強し続ける事が普通で自らビジネスを持つことも当然と思うものなのかも知れません。

 

また100万ドルの大金も(苦労したとはいえ)スタートラインに過ぎないと思えるのかもしれません。

 

また高齢になってもやりがいを持ちつつ働き続けている事を考えても、尊敬出来るパートナーを得ることの重要性が伺えます。

 

投資術もそうですけど、周りの人間関係を見直すことも必要だなと思いました。

 

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