親戚との付き合いで感じたこと

夏季の長期連休を利用して妻のおばさん夫婦が持っている別荘に行ってきた。

別荘の鍵を借りて2人で過ごすと思いきやおばさん夫婦も普通にいて、昼は観光して朝晩はおばさん夫婦と食事するという生活になった。

義家族と関わることが苦痛な人にとっては地獄のような状況かも知れないが僕はそこまで苦痛でもなかった。

とは言えおばさんが僕へのディスりを妻にかましたり、兄である義父のディスりを僕達夫婦にかましたりという1日に何回かは不平不満や悪口を聞かねばならない状況ではあったのでなかなか妻にとってはストレスだったようである。

 

そんななかでも得られた学びはあった。

 

金だけでは幸福にはなれない。

よく言われていることではあるが、実際にその例を目にすることはあまり無いだろう。

大抵の問題は金で解決できるんじゃないかとか思うんじゃないかとも思う。

しかし、人生で幸福度に大きく関わる問題は金では解決できないことが多い。

例えば子供の有無、義実家との関係、配偶者との関係、など必ずしも金をかければいいわけでは無いことがある。

 

絶対に親戚の悪口を口にしてはならない。

これは僕自身の戒めではある。

僕へのディスりを妻にかましてきたおばさんではあるのだけど、当然僕の対応が悪かった部分もあるとは言え、それを絶対に口にしてはならない。

勿論明確なヤバい部分がある場合は別にして、そうで無ければ、自分の甥姪であっても必ずそのパートナーに伝わると考えた方がいい。

またおばさんは義理の兄と弟の悪口や義理実家の子育てが失敗だったと自分の夫であるおじさんに言い散らかしていたが本当にやめた方がいい。

そしてそれが伝わった時は今後自分の味方になることは無い。

自分で敵を作り出しているようなものだ。

 

ギブの精神を持つ

ギブギブ言っている人間は若干ウザい感じはするが、口にせずともその精神は持っておくべきである。

おばさんはとにかく数百円でも得をしたいという雰囲気を醸していた。自分の夫の弟である義弟の葬式でも骨壷のデカさが違うとか言って1000円程度の払い戻しを要求したことを武勇伝かのように語っていた。

また義実家のイベントに参加したいという僕の妻のことを変り者呼ばわりし、私は絶対に関わりたくないと自分の夫の前で口にしたり、とにかく自分のことしか考えていない印象を受けた。

 

自分が自分がとなってしまうと豊かな人生はおくれないように思う。

おばさんはバツイチだと言っていたので、もしかしたら初婚時に義実家から酷い仕打ちをされたのかも知れないので義実家とは極力関わりたくないというのは必ずしも否定できないことかも知れないけど、たかが1000円程度のことなら目をつぶるのがいい。

 

相続で得をしようとするな

おばさんは現在住んでいるマンションを購入する時にそれなりの額の支援を受けていたようだが、義実家の土地に対しても色気を出している節があった。

相続においては自分が得をするというより、親族がハッピーになることを重視すべきだと感じた。

そもそも親からの遺産をあてにせず自分のパワーだけで生きていけるように精進すべきである。