明けましておめでとうございます。
新年早々話題にすることでは無いのかもしれませんが、介護で離職して共倒れになる中高年がいるという事を何かの記事で見て何でそんな訳分からんことするのかと疑問に思っていました。
https://president.jp/articles/amp/25834?page=1
この記事によれば介護離職する人は10万人くらいいるみたいです。
実家に帰り、それなりの賃金で働くならまだしも薄給でさらに養う人間が増えれば困窮する事くらい容易に想像つきます。
まあ昔は姥捨山があったくらいです。
老い先短い人間より長く生きる方が助かる道を選ぶ方が合理的です。
最近では家族を大事にしようという考え方が結構主流派だとは思いますが、それは自分の甲斐性の範囲内でやるべきだと僕は思っています。
とは言えあっさり見捨てるのは人情的にキツい選択だとは思います。
また何の備えもしていない状態でいきなり介護が必要になったらテンパるのも無理は無いのかも知れません。
仕事終わりに老人の介護なんて重労働しなければいけないとなればかなりの負荷です。
現実は想定通りになら無いとしても、何らか話し合うと言うことも必要だと思います。
僕自身はどうかと言えば、現実的に考えて介護を理由に離職は出来ないと伝えあります。
少なくとも俺は介護の為に仕事を辞めることも実家に戻ることも無いと宣言し、親もそれを飲んだ以上お互いのコンセンサスを取った上での事ですから、気に病むことはありません。
収入低いボンクラが近くにいるより、距離は離れてもちゃんと稼いでいる息子がいる方がいいよね、まあ余程ヨボヨボになったら家と土地売って中古で2世帯住宅に使えそうな物件探すなりしようやと言いました。
大体あんた俺にクソの世話されたくないだろとも言いました。
あとデイケアとか頼んだりするくらいの金は持ってるよねと聞いてたりもします。
幸いにしてそんくらいの金はあるみたいです。
優しい息子に育たなくて申し訳ない限りですが、生きていくには先立つ物もいります。
夢や理想では飯が食えないのです。